マインドフルネスと演技
座って目を閉じて深呼吸を繰り返す『瞑想』というものは知っていましたが、
『マインドフルネス』という、今この瞬間を感じるという瞑想法を最近知りました。
そして、私はそれを知る前からやっていたな、、、と思ったんです。
マインドフルネス、今この瞬間に全身全霊をかけるということ、であるならば、
自分自身の傷の痛みであるとか、ただ立っているだけの時の自分の指の曲がり具合はどうかとか。
私の現在の感覚を意識的に追うというもの、それがマインドフルネスであっているならば、
演技の訓練と似ているな、と思ったんです。
私は専門学校の時、「意識的に生きろ」という言葉を教わりました。
私生活の中から、自分自身にベクトルを向けることにより、演技の勉強になるというものです。
例えば、怒っているときはどこに力が入っているか、風邪をひいた時の体の具合はどんな感じか、など、
演技をする上での、役の引き出しをいっぱいにするために、私生活から見つけ出せというものです。
これは卒業してから、客演した先の先輩からも似たようなことを教わりました。
『マインドフルネス』と『演技』って似てる気がするんですよね。
演技でも『今この場にいること』が求められるんです。
舞台に立って、目の前で繰り広げられるパフォーマンスに生で反応するってことは、
『今この瞬間を感じる』ということだと思うんです。
もちろん、舞台でも、映像でも、そこにさらに技術的な要素が入ってくるんですが(;´∀`)
根本っておんなじなのかなって思いました♪♪
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