『みんなで考えよう 世界を見る目が変わる50の事実』 ジェシカ・ウィリアムズ
この本は、結構前に買った本で、一刻、話題になった本です。
ただ、ここに書かれている衝撃的な問題は、解決に向けてすすんでいるのか、
というのが、正直、気がかりです。(・・;)
社会にはこんなに、いろいろな問題があふれていて、
それでも、私たちは、今の自分達の生活をなんとかして、生きている。
ただ、それは実在する問題なのです。
ジェシカさんは、「はじめに」で、
「わたしが十代のとき、世界はいまにも核戦争が起こりそうな状況でした。どうして世界をこんな危険にさらすの?と大人たちを責めたい気持ちでいっぱいでした。」
と書かれています。
これを読んで、私は、専門学校の時に、演出家である先生が
「なんでお前たちは怒らないんだ。こんな世の中にした俺たちに対して」
と言っていたことを、思い出しました。
それを何も感じないわけではないのですが、なかなか、口に出して表しにくい。
討論に参加せずに口を閉ざしてしまうのは、もったいないのですが。
気心の知れた、自分が何を言ったところで、動じないと思える人に対して、
質問することは、怖くないのに。
そういう、コミュニケーション力の未熟さに、心のなかで、葛藤があったりします。
大きな、本当に、本当に、大きな意味で捉えてしまえば、
誰の中にでもある、自分の中に存在する正義は、どんなものも、正義であるのに。
私は、もう少し、ハッタリをかますべきなのかもしれない。
周りから見られるイメージに押しつぶされるよりは、
自分で自分にハッパをかけた方がいいんじゃないか、と。
ラジオの先輩にも、ハッタリをかますくらいがいい。って、言われたし。
大きな声で、自信アリ気に話す。押し切る。
その発言の自分に、近づいていく方がいいのかなって思います。