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『古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談……』 立川 志の輔

古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談…… (PHP文庫)
古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談…… (PHP文庫)

今回の本は、去年から興味がふつふつと湧いてきている、落語の本です♪

この本との出会いは、先日、私が卒業した専門学校、舞芸の先輩のTwitterでのつぶやきから、

私は読むことになりました。

先輩から、面白いとおすすめされ、ネットでの評価も「初心者に最適」と書かれていましたので、

古典初心者の私にはちょうどよかったようです☆

実際に読んでいて、スイスイ読めますし、100選とあって、ボリューミー!

そして、一つ一つのお噺が、とても興味深いものばかり!!

これは、やみつきになりますね☆

見開き1ページで一つのお噺の概要が載っていますので、

どこから、読みだしたって、面白い! 

人情味のあるお噺はとても気持ちがいいですね☆

ただ、短くまとめてあるので、読み続けていくと、もっと知りたい、

もっと詳しく!!ヽ(>w<)ノ

と言う気持ちを掻き立てられます!

これは中毒でしょうか(笑)

一つ一つ、どのお話も、濃くて。

さすが、古典! それも、落語の中での古典☆

読みながら気持ちがグルグルさせられます。

登場人物たちがいきいきしているのも、さすがですよね。(^^)

また、いろんっな人たちが、いろんっなシチュエーションで、いろんっな展開を繰り広げていく。

スゴイなぁ、これ、一つのお噺を、暗記して、練習して、真似して、練習して、

お客さんの前で披露するんですもんねぇ。

一人で舞台で、しゃべり続ける。

セットも何もないで、扇子を駆使しながら、情景やキャラクターを作り出し、

お客さんを笑わせる。

それも、老若男女問わず。

魅力的なお噺がたっくさん、この古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談…… (PHP文庫)の中に、

収められているとしても、噺家さんたちは、すばらしいな。と。

まえがきに書いてありました。

古く感じないのは「『古典落語』に息を吹き込むのは落語家自信の人間性」であると。

これは、私達、役者にも言えることだと思います。

そして、その人間性を磨き上げて、技術も磨き上げて、いい作品を世の中に出していけるように、

頑張りたいなぁ。  と、思うのでした。

コメント / トラックバック 2 件

  1. akmad2 より:

    落語は聞き専でした、御祖父さんからもらった落語全集のカセットを聞くのが好きだったのを思い出します。あーこさんもしかして落語の道まで…

  2. akiko より:

    akmad2さん☆

    聞き専でも、落語全集を聞いていたなんて、スゴイ量有りそうですよね♪
    いいなぁ☆

    え、落語の道・・・( ゚д゚)ノ

    いぇいぇぃぇぃえ!
    まだまだまだの、お噺ですよぉ(^◇^;)

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