「WOMEN」ご来場いただきまして、ありがとうございました。
今回、「WOMEN」の舞台で、
出会った役者さん、演出家さん、作家さん、スタッフさん、そして、お客様。
ほかにも、劇場には来られないけれど、陰ながら応援してます、と言葉を下さった方々。
私は、直接的に、間接的に、とても、とても、多くのものを注いでもらいました。
とても多くて、でも、とてもとても、尊いものを、いただきました。
「愛」です。
なんて、書くと、ギャグにとられてしまうかもしれませんが、これは、本当です。
思いやりにあふれた、優しい現場でした。
私にもっと受け入れる大きな器というか、度量というか、
自分自身のことで、アップアップしてしまっていたにもかかわらず、
それすら、理解して、それでもなお、私に「思い」を注いでくださいました。
私がわからない、わからない、と言っては、
私に伝わるように、心を砕いて接してくださいました。
本番前、自分にだって、やらなきゃいけないことがたくさんあるのに、
私の稽古に時間を、気持ちを、体力を割いてくださったり。
一人でもんもんと考え込んでしまっては、声を掛けてアドバイスをくださったり。
厳しい言葉に打ちのめされてしまった私に「大丈夫だよ」と言ってくださったり、
「舞台はみんなで作るもの」
それを、現場で実体験させてもらいました。
「一人になるな」と。
小屋入りしてからは、
舞台裏で、車椅子や点滴台、ベビーカー、早着替えのお手伝い、
脱いだ洋服をたたむ、小道具の出はけ、など。
楽屋で、笑いながらのおしゃべり、台詞あわせ、差し入れの分け合い、など。
きっと、ずっと、まだまだ、まだまだ、まだまだ、
私の知らないところで、思いやりが、舞台をよくするためへの気配りがあったんだろうと思います。
そのおかげで、お客様に喜んでもらえる舞台が出来ました。
どうもありがとうございました。