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朝の音楽

太陽が昇る前に起床し、意識がある程度覚醒してから、

音楽を聴く。

6時ちょい過ぎくらいまでなら静寂を感じることができて、

自分の耳の為だけの時間となる。

その際、オーケストラはなんとも贅沢だ。

ちなみに今日の音楽は「ボレロ」

バレエの曲でもあるし、

私にとってはデジモンアドベンチャーで使用され何度となくリピートした曲。

子供ながらになんとも言えないあの魅惑的な音楽の魅力に引き付けられたのを覚えている。

そんな思い入れ深い曲でもあるが、

ボレロのオーケストラ動画を見ながら、

その会場の音に集中する時間のなんと潤沢な気分になることか。

私はボレロの楽譜は知らないし、音楽を勉強していないけれど、

音と映像から想像するに、ドラムのビートが静かに静かに始まる。

群衆の心に密かに芽生えている鼓動の様に。

そして、徐々に様々な楽器がかわるがわる旋律を奏でる。

まるで、様々な事情を掲げ、様々な思惑の中、行軍に参加していくような。

そして大きな塊になるともうそれは自動的に動き出すような、

個でありながらも、自発的な突起がとれた、ある意味丸みすらあるような、

ぞわぞわとした思念体のような、

考えなくてもこうだろうな、という慣習のようになって、

膨れ上がった音たちは最後バシッと存在感を見せつけるも、

そこで終わってしまう。

人の人生と作品の終わりの違いのように。

作品の終わりはだいたいがどんな形にしろ有終の美だろうが、

人の人生はその生命が朽ちるまで継続されてしまうもの。

ドラマチックなシーンはあるものの、惰性的な要素が多分にあるのが人生だと私は思う。

だから、できることなら、「ボレロ」の楽曲が最後のキメまで終わって、

その後に訪れる静寂すらも、作品として味わってもらいたいものだなぁと思ってしまった。

作品の終わりをじんわりと感じるエンドロールのような。

まぁ「ボレロ」は有名過ぎる曲だし、終わった!!感が分かりやすい曲だからこそ、

ホールなど大勢の前で披露すれば、

曲終わりとほぼ同時に誰かが拍手をしてそれにつられて拍手してしまうものだろうとも思うんだけど。(;^ω^)

ちなみに太陽が昇ってくるのを感じると、目の情報も付加されるようで、

耳だけの感覚だった時から比べると雑念のように少しずつ混じってくる。

純粋に音だけに身をゆだねるには、朝の静けさの中か、

スタジオや個人宅の改造など、お金のかかるものと、

寝起き後や瞑想した後のようなすっきりとした自分自身の体の調子を整えるのと、

状況と心身のどちらもがそろうとより深くまで浸透し満たされるのだろうなぁと思う。

目と耳の情報に対しての芸術的快楽は人類史から見てもかなりの領域まで到達しているのではと思う。

、、、、以上、

小難しいことをべらべらと勝手気ままに喋ってみました(^_-)-☆テヘペロ

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