『ルームメイト』 今邑 彩
2012/02/29この本はですね、役者の先輩から、「面白いよ」と、進められた本なんです。
振り返ってみると、私がミステリーを読破したのって、これが初かもしれません。
ミステリーの本は、あまり、読んだ記憶がありません。
推理ものって、私では、全く推理できず、ちんぷんかんぷんとか、
トリックの描写を理解出来ないとか、
登場人物がいっぱい出てきて、何がなんやら??になってしまったりだとか・・・。
そんなイメージがあります(^ー^;)ノ
今回、実は、先にモノローグ4を読んでから、読み始めちゃったんです(^▽^;)
正直、常識はずれな読み方をしてしまったんですけれども、
登場人物が増えても、あ、この人の名前知ってる!とか、
お、ここで登場してくるか♪と思ったり、
序盤、ミステリーにありがちの、謎のまま展開していく情景にも、
別の楽しみが持てて、中盤まで来ると、物語の全体像が見えてくるので、想像しやすいですし、
序盤を乗り切ったことで、サクサクと読み進めることが出来ました。(^▽^)ノ
すごいです!この本!!
先が、どんどん、気になって、気になって。 トイレにいくのも躊躇うくらい(笑)
事件が起こる前の段階では、ドッキドッキしながら、ページを捲ったり、
ハラハラしながら、読み進めたり、
「ぁあ!だめだよ、殺されちゃうよ」(>_<;)
と思いながら、心臓の鼓動を感じながら読んでました!!
あと、殺人を犯した人が身近にいるかもしれない、という恐怖に、背筋がゾワッたです!
きっと、読書慣れしていない人でも、読みやすい本ですよ♪♪
だって、すっごく、わかりやすいんですもの(^▽^)ノ
私、一度も、読み返して、「なんだったっけ?」ってやらなかった物語って、
初めてだと思います!
それでいて、間延びしていない、ハラハラさせてくれて、ドキドキも感じる。
私の読書スピードは「亀」なので、いえ、「たれぱんだ」なので、時間はかかりましたが、
体感時間はあっという間!! びっくりするくらいです。
私からしたら、この分量の文章は、一度の読書では多いのですけど、
全く、苦痛じゃない!
ころころ転がっていく物語を追いかけるのが楽しい、楽しい♪
途中で出てくる読めない漢字はネット検索で解決してましたが、
そのうち、検索してても楽しくなってきましたね♪♪ この話がよく見えてくるから☆
やっぱり、物語、文章を読むっていうのは、読者が理解できるスピードに合うと、
すっごーーーーく♪ 楽しいんですねヽ(^▽^)ノ
私、この本に出会えてよかった♪
すごく、面白い読書体験をさせてもらえました☆