『おとなしいのにまた会いたくなる女性の共通点―もう一歩、打ちとける“人づきあい”のヒント』 今井登茂子
おとなしいのにまた会いたくなる女性の共通点―もう一歩、打ちとける“人づきあい”のヒント
今でこそ、「おとなしい」私、というのは、少なくなってきているかなぁ、と思うのですが。
中学の時の卒業文集のクラスランキングで、「おとなしい人」「静かな人」で1位、2位をとった私です。あと、「妹にしたい人」で2位。(^^)
意外でしょうか??
振り返ってみると、学生時代は、クラスという集団、集団の中の一人の私、というポジション。
特に、小、中、高と地元でしたし、イメージって、あるじゃないですか。
それから専門学校に入っても、やはり、周りの私を見る目、というものに、反発できないでいる。
本当の私って、違うなぁって。こうじゃないんだよなぁ。
なんて、思ってました。(^^;)
さすがに、社会に出て、集団ではありますが、ある程度、個での行動をするようになって、
いろんな人とも出会い、会話し、繋がっていって、
少しは、ネコっかぶりが脱げそうになっているかなぁ、と思っています(^^;)
この本は、当時の私の気持ちを思い出させてくれました。
そして、この本のいいところは、
相手への感謝の気持ちを伝える術を、載せてくれているところ♪
なるほど!そういうやり方があるか☆ とか、
たしかに!こんなことされたら嬉しい♪ とか、
具体的な行動が記載されているんです。
普段の行動に、プラス一言を添えるとか、ちょっとしたものを添えるとか。
一つ、久々にこの本を読み返して思ったのは、
この作者さんの文章は、少し、強いです。
しっかりしているとか、人を引っ張っている人、というような、強さがあります。
事例に出てくる、弱い口調という印象のある「おとなしい人たち」との違いを感じました。
自信のある人の体験した、出会ってきた、「おとなしい人たち」に、助言のようなコメントももちろんあります。
けれど、「おとなしい人たち」の行動にハッと気付かされた、ということも書かれいて、
人のいいところ、人の悪いところ、の見えている人なんだなぁと、思いました。
悪いといっても、それは、悪いのではなく、方法を知らないだけだ、とも、書かれていました。
こういう、ポジティブシンキングを押している本は自分も明るくなれるので、
読んでいて、気持ちいいです。(^^)