私にとってドンピシャな稽古!!
昨日の稽古は、とっても、とっても、充実していました。
「よつあしダディ!」の稽古では、
演出家の鈴木結沙さんが「スタシステム」という演劇の手法を教えて下さいます。
セリフの言葉やセリフの言い方ではなく、感情が在るならば伝えることが出来る。
というものです。簡単に言うと(^w^;)ノ
そして、昨日の稽古では台本を「棒読み」しました。
そうすると、セリフになって書かれている意味がわかるし、だれに向かって喋った言葉なのか、
そういう、基本中の基本が、よく、よぉぉぉく、わかるんです。
私は、台本の流れを大事にするんですけど、
台本の流れを追っていくと、ついつい、この「基本中の基(き)」が疎かになるんです。
私は、今までに舞台の経験があるので、台本をもらって、台本を読んで、
ある程度、人物達の交流や物語の流れを理解することができます。
でも、きっちり、ひとつひとつ、順序正しく、
「こうなる、だから、こう変化する。そして、こう考えて、また、こう切り返す。」という、
細かい階段をしっかりと、理解することで、細やかな繊細な演技が出来ると、私は思います。
私は、このセリフはこんな雰囲気だろう。という大まかな流れで台本を読んでしまう癖があり、
それでは、なかなか演技が定まらないことがあります。
なので、昨日の稽古の時、台本に描かれた関係性を、スコープのように、拡大し、じっくりと、
順序立てて、組み立てていくことは、私にとって、とても必要な稽古でした。
また、感情があっても、我慢してセリフを棒読みするため、濃密な空気が漂います。
さらに、セリフとセリフの間の時間を長くすることで、
役者たちの感情がより増幅され、見る側にも集中力を要する濃厚な空間にもなったりしました。
おかげで、稽古終わりには、ぐったりとする疲労感はありながらも、
とても充実した稽古を受けられて、とてもとても嬉しかったです(^▽^)ノ
明日の稽古も楽しみです!!(>▽<)