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『今日から始める「やる気」勉強法』 安河内 哲也 吉野 敬介

2012/05/23

今日から始める「やる気」勉強法
今日から始める「やる気」勉強法

この本は以前書いたブログ、【『大好きに生きろ!』 吉野 敬介】の中でも触れた本です。

この本がきっかけで、勉強法の本が面白いことに気が付きました。

しかも、この本は二人の予備校の先生が勉強法について書いているのですが、

途中で原稿を見せ合うことをせずに、好きに書いているのに、お互いの言っていることが外れていない所に、

驚かされます!!

そして、言葉にパワーがあって、話していることに迫力があって、

本のタイトル通り、「やる気」が湧き上がる本です!

最初に読んだ時は、吉野先生のキャラクターや、強烈な言葉遣いに、惹かれたのですが、

どんどん、読み進む内に、じわじわと安河内先生の魅力に魅せられていました。

インパクトがあって、それでいて、どっしりと、しっかりとした考えのある吉野先生。

知れば知るほど、不思議な味のある、そして、熱意の秘めた安河内先生。

お二人が、予備校の先生として、著書もたくさん出されている、大人気講師の方々であることが、

とても良くわかります。

勉強とは、暗記したり、思考したり、理解したり、訓練したりと、多岐にわたるので、

一日の内に、波を作って、勉強を続けるのがいいとか、

ノートを作品にするな!とか、

勉強法はもちろん書かれていますが、私が今一番心惹かれたことは、

「今この瞬間を一生懸命見つめて生きることこそが、自分探しの究極の方法」

という言葉でした。

また、他の章で、「人間はいつ、どの瞬間にでも変わることが出来る。」

この言葉にも、勇気づけられました。

何ていうのかな。

変わっていいんだなって、感じだったり、

変われるんだ!って、元気をもらったり。

この本は、読む度に、今まで感じなかったところを、刺激してくれる、素敵な本です☆

もちろん、痛いところを付くところもありますが、そういうところは改善しなきゃなぁって思います。

私も、勉強、やり直そっかなぁ♪♪

と、思えるのですが、それには、覚悟が必要だなぁっと、この本には、お二人の本気が詰まっています。

『大好きに生きろ!』 吉野 敬介

2012/05/10

大好きに生きろ!
大好きに生きろ!

この本は、勉強法の本を読むのが好きだった時に出会った、

安河内 哲也さんとの共作の『今日から始める「やる気」勉強法』を読んでお二人の著書に興味をもち、購入しました。

吉野敬介さんは、予備校のカリスマ教師さんです。

思えば、私は塾に通っとことは、中学の時、夏期講習に行ったことがあるくらいなんです。

あとは、高校の時、学校の課外授業のようなもので、塾の授業の映像配信という事で体験したことがあります。

その時、確か、古典を選択し、吉野先生の授業を受けた事がありました。

授業を受けた当時、この本も、吉野敬介さんの事も、知らなかったですが、

行っている授業がとても面白くて、わかりやすくて、興味深くて、とてもびっくりしました。

思い描いていた授業よりも気さくで、とても温かかった印象があります。

吉野さんの外見がまず、インパクトがあるんですが、

本に書かれていることは、まっすぐでとてもパワーのある言葉がたくさん出てきます。

その言葉に感化されて、グイグイ引っ張られるように、明るい気持ちになったり、

当たり前だけど、実際には行動出来てない事の指摘とかもあり、

とても熱意の感じる本です。

吉野さんは三十になって、教え子や後輩から慕われて、支持されるようになり、

いろんな人との交流で、自分からのアプローチを変える事で、

相手のいいところを引き出せるように、変わったそうです。

そういう人とのコミュニケーションの話はとても興味深いです。

熱い思いをもって、綺麗好きで、段取りをきちんと出来る、しっかりとしている人。

という印象で、吉野さんに会ってみたいです。

元気やパワーがもらえそうで、いいですよね♪

私のモチベーションが更に上がりそう☆

他の著書もチェックしたいです!!

【今日配信のwebラジオ♪】

今日は、あこなお!の配信日です♪

今回も話題盛りだくさんですので、是非とも、お楽しみくださいませ☆

『あこなお!』#21 あこなおコンビのGW
http://tga-studio.com/2012/05/10/an_21/

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『女の絶望』 伊藤比呂美

2012/04/26

女の絶望
女の絶望

この本は、新宿の駅の小物ショップの一角で見つけた本なんです☆

カバーのデザインにも惹きつけられつつ、タイトルが、『女の絶望』ですからね。

一体どんなことが書かれているんだろうと、興味しんしんでした!

本は口語体で、話し言葉のまま。

伊藤さんは、公演会もされていらっしゃるようで、きっと、この口調でお話されてるんだろうなぁって。

いろんな人からの人生相談にのっていらっしゃる方で、内容も結構、赤裸々☆

一番最初の相談事が、まず、ビックリだったし、そのアンサーも、そうなんですか!?というもの。

すごいなぁ、人生経験というものは…と。

いろんな人から、いろんな相談を受け、返事をされている伊藤さんの言葉は、肩肘はってない感じがいいんですよね。

そして、口調も、とても特徴があるので、読み進めながら、移っちゃいます!!

それで話がコロコロと変わる。

相談のメールがくるってぇと、話はころっと変わってく。(笑)

とってもサバサバとした話の流れで、結構ねっとりとした人間関係の相談を、すいすいと進めてく。

女に生まれて、女として生活をして、女として時間を過ごした。

伊藤さんの言葉は、諦めがあり、また、復活の為の努力であったり、現実を見つめているようで、なんだか、私も相談して、伊藤さんの言葉を聞きたくなります。

いろんな人生相談を垣間見れて、

役者として、すごく勉強になります!!

【今日配信のラジオ♪】

楽しんでね♪♪

『あこなお!』#20 ヲタ芸の正解&「どっちが先?」
http://tga-studio.com/2012/04/26/an_20/

『幸せな宝地図であなたの夢がかなう』 望月 俊孝

2012/04/18

幸せな宝地図であなたの夢がかなう (ゴマ文庫)
幸せな宝地図であなたの夢がかなう (ゴマ文庫)

こういう、イラストの絵って、可愛いですよね♪

この表紙の絵がまず、気に入っています☆

そして、この本との出会いは、図書館でした。

たまたま、本棚のこのタイトルが目に入り、取り出して、表紙がよくて、タイトルから、

「久々に読むなぁ、こういう本♪」 と思って、借りました。

家にある、「こうやって生きるといいことあるよ。」というような本は、つまみ食いしていましたが、

新規の本は久々☆

そして、この本のリンク作成のため検索したら、コミックにもなっているようで、

びっくりしました☆

こういう本のコミックって、初めて存在を知りました、私。

この本では、写真を貼り付けたりしながら、

よく見て、イメージして、夢を実現させましょう。

という事が書かれております。

こういう、夢を叶えましょう。という本は読んでいて、

自分をポジティブに明るくしてくれるから、

いいんですよね。

で、今回のは、工作みたいな作業があるので、

ものづくり大好きな私は楽しんで出来るかなって思うんです。(^_^)ノ

写真を加工したり、メモを貼り付けたり、カラフルにしたり、目立たせたり。

そういう工夫をするのって好きです。

そして、夢を思い出すって、大事だし、

成功するイメージを持つ事が、成功を引き寄せるっていうのも、

その通りだと思うんです。

何事も、思いから、行動になると、思いますし、

潜在意識に刷り込んでしまえれば、

自ずと行動が伴うと思うんです。

「意識しながら、生活しなさい。」

これは、専門学校の先生に言われました。

これは、役者として、常に、感じ、考えること、

そうして、役になる際に役立てる事、

常日頃から、引き出しを作ってしまっておけ、

そして、引き出しはスムーズに出し入れ出来るようにしておきなさい。

そう、教わりました。

だから、そう、意識を向ける為に、

目立つように、夢の実現を、ありありとイメージ出来るものを、

身近においておく事は、とてもいい事だと思います。

この本は、表紙も可愛くて、また、読みたくなるし、読むとウキウキするので、好きです☆

私もやってみて、夢を叶えちゃおうと思います!!( ´ ▽ ` )ノ

『1億欲しいか! 芳晶せいじの華麗な成り上がり人生』 芳晶せいじ

2012/04/08

1億欲しいか! 芳晶せいじの華麗な成り上がり人生
1億欲しいか! 芳晶せいじの華麗な成り上がり人生

私は、ホストクラブに行った事は無いので、

道でキャッチをしているホストさんを遠くから眺めたことしかありません。

なので、『よくわからない』というところから入りました。

私の中では、漫画やドラマなどのイメージがあるくらいでした。

この本は、芳晶せいじさんのいろんな、いろんなエピソードが散りばめられています。

多分、凄まじい10代を過ごしていたと思われますが、

芳晶せいじさんが、ホストで、昔のことを面白おかしく振り返っているから、

読んでいても、面白い経験してるなぁって、思いがちですが、

想像すると、かなり、際どい!!

本当に、飛び抜ける程のエピソードが山ほど書かれています。

そして、女性に語りかける部分がよくあることに、ちょっと驚きました。

てっきり、ホストになっての稼ぎ方だとかで、男の人向けかと思ってたんですが、

女性に対しての、アドバイスが印象深いです。

それから、飼っているたくさんの動物の話、ホストさんたちのエピソードが散りばめられていて、

会話口調の文体もあいまって、とっても楽しく読むことができます♪

人から愛されるには、モラルと清潔感がとっても大事なことだと、繰り返し書かれています。

トークを磨くのに落語を聞くことがいい、というのは、この本から教わったことです。

今、再び読んでみて、真新しいことは特にないのですが、

そのかわり、そこに描かれている出来事や、語りかけられている言葉が、

ずっしりと、重く感じました。

言葉として、印象深いのは、

「誰よりもトークを勉強し、誰にも負けないくらいキャッチに励み、だれにも負けないくらいに営業し、だれにも負けないくらいに同伴し、だれにも負けないくらいにアフターした。」

これは、私自身にも当てはめることが出来ることで、

「まだまだ、できることがある!」と、自分が奮い立つ言葉として、

とても、心に、頭に、残っています。

ちなみに、この本は6年前に読んだんですが、付箋が各章ごとに貼ってあり、

自分のお気に入りの話題にも付箋がついていて、

当時の自分がこの本から学び取ろうとしたことが伺えて、

ちょっと懐かしく、ほくそ笑んでしまいました。

当時、AcQuA EP というグループで、CDも出していたりして、

この本から、芳晶せいじさんについて、ネットで調べていたこともありました☆

『星の王子さま』 サン=テグジュペリ

2012/03/27

星の王子さま (岩波少年文庫 (001))
星の王子さま (岩波少年文庫 (001))

この本は、高校生の時に初めて読んで、高校生の時の卒業文集の自己PRのところに、

私の中にある、星の王子さまのイメージを描くくらい、

心に染みこむ、噛み締め、味わう、作品でした。

何度も読み返し、そのたびに、王子さまの言葉に、この本で教えられることに、

「そうだ!」と、何度となく繰り返し思いました。

読んでも、読んでも、なかなか、身につかないことが、寂しいです。

だから、何度も、読み返して、心に思い出させるんです。

「かんじんなことは、目に見えないんだよ」

とても大切な事なのに、いつの間にか、忘れてしまうんです。

目にみえることを、優先させてしまうんです。

目に見える結果は、自分でも確認できて、安心できます。

だけど、本当に大事な事っていうのは、目に見えないんです。

目に見えないからこそ、とても尊いんです。

目に見えないからこそ、大切にしたいんです。

目に見えないからこそ、切なかったり、寂しかったりするんです。

私は、星の王子さまを何度も読んで、

その気持ちを思い出して、大切に、大事にしたいんです。

この物語を読んで、感動できる心を大事にしたいんです。

芝居でも、目に見えないものを、大事にしたいんです。

「空気」です。  お互いが醸しだす空気、間柄。

「感情」。  心の揺れ動きが、感じられる空気。

私は、芝居をする時、この空気と感情を、お客さんに伝えたいんです。

作品を観て、感じて欲しいんです。

・・☆・・★・・☆・・★・・☆・・★・・

今日の感想は、ちょっと、シリアス過ぎますね。(^^;) 重い(笑)

ただ、この本は、すごく好きな本なんです。

私の気持ちを、浮き沈み含めて、すごく流動させてくれる、貴重な本なんです。

この本に出会えて、私はよかったです。

この本に書かれている事を、まだ、身につけることはできていませんが、

魅力ある人になりたいと思える、特別な一冊です。

【本日のラジオ配信♪】

Radio TGA 第20回 TGA春のラジオ祭り?
http://tga-studio.com/2012/03/27/tga_20/

↑クリック☆クリック↑

今回の「Radio TGA」は出演者多数ですよ☆

是非とも、聞いてみて下さいませ☆

『古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談……』 立川 志の輔

2012/03/21

古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談…… (PHP文庫)
古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談…… (PHP文庫)

今回の本は、去年から興味がふつふつと湧いてきている、落語の本です♪

この本との出会いは、先日、私が卒業した専門学校、舞芸の先輩のTwitterでのつぶやきから、

私は読むことになりました。

先輩から、面白いとおすすめされ、ネットでの評価も「初心者に最適」と書かれていましたので、

古典初心者の私にはちょうどよかったようです☆

実際に読んでいて、スイスイ読めますし、100選とあって、ボリューミー!

そして、一つ一つのお噺が、とても興味深いものばかり!!

これは、やみつきになりますね☆

見開き1ページで一つのお噺の概要が載っていますので、

どこから、読みだしたって、面白い! 

人情味のあるお噺はとても気持ちがいいですね☆

ただ、短くまとめてあるので、読み続けていくと、もっと知りたい、

もっと詳しく!!ヽ(>w<)ノ

と言う気持ちを掻き立てられます!

これは中毒でしょうか(笑)

一つ一つ、どのお話も、濃くて。

さすが、古典! それも、落語の中での古典☆

読みながら気持ちがグルグルさせられます。

登場人物たちがいきいきしているのも、さすがですよね。(^^)

また、いろんっな人たちが、いろんっなシチュエーションで、いろんっな展開を繰り広げていく。

スゴイなぁ、これ、一つのお噺を、暗記して、練習して、真似して、練習して、

お客さんの前で披露するんですもんねぇ。

一人で舞台で、しゃべり続ける。

セットも何もないで、扇子を駆使しながら、情景やキャラクターを作り出し、

お客さんを笑わせる。

それも、老若男女問わず。

魅力的なお噺がたっくさん、この古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談…… (PHP文庫)の中に、

収められているとしても、噺家さんたちは、すばらしいな。と。

まえがきに書いてありました。

古く感じないのは「『古典落語』に息を吹き込むのは落語家自信の人間性」であると。

これは、私達、役者にも言えることだと思います。

そして、その人間性を磨き上げて、技術も磨き上げて、いい作品を世の中に出していけるように、

頑張りたいなぁ。  と、思うのでした。

『こころ』 夏目 漱石

2012/03/13

こころ (新潮文庫)  こころ (新潮文庫)

有名ですよね、夏目 漱石さんの「こころ」。

私は、中学だったか、高校の授業で、勉強しました。

当時は、東京の地理なんてよくわかりませんでしたから、

描写も、思い浮かぶことなく、勉強してました。

しかも、当時、教科書に乗っていたのは、「遺書」の部分だけでした。

だから、登場人物も、先生と娘さんとお母さん、そして、K、ほぼこの4人のお話だったと記憶しています。

この長大な後編を知っているからこそ、なのか、

その前半に出てくる、先生が、とてつもなく、魅力的に感じるのです。

それこそ、「私」を惹きつけてやまない、というのが、本当に読みながら実感できる。

どうして、こうも魅力的ですか、先生!!

影がある、引きこもりがち、前に出たがらない、妻君を大事にしている、静か、

「K」の命日に毎月墓参りをする。

謎と抱えている闇とが、まさにフェロモンのように、読み手を惹きつけてやまないんです。

だから、ついつい、先を先を、と読み進めて行ける。

正直、文章が古いので、親しみづらい言葉や言い回しも出てくるのですが、

文学として、世に名を馳せていらっしゃる夏目 漱石さんの文章です。

「I love you.」を「月がきれいですね」と翻訳した方ですよ!

時間の移り変わりの描写などが、季節を感じる書き方で、こういうのは、

予備知識というか、常識ですか? あると、わかりやすいですよね。

ただ、どうなのでしょうか?

最近の人は、花の名前や草の名前がわからない、と聞きます。

かくいう私自身も、詳しいわけじゃありません。

よく、目にする植物を、母や伯母に訪ねてばかりいます。

だから、どうなのでしょうか? 伝わるのでしょうか?

学生だった頃、言葉だけを追って、勉強していた「こころ」のように、漠然としたものとして、

捉えてしまうのでしょうか? イメージできずに・・・。

私は、舞台で、そういうことがあったりします。

明治、大正、昭和等、当時の習慣や戦争など、知識があれば楽しめることが、

繰り広げられたりする舞台もあります。

私の勉強不足もありますが、それにしても、観客に求めるものが高いと思う舞台もあります。

そういう舞台を観ると、私は、もっともっと、勉強すれば、

もっと面白いことと巡り合えるんだろう、とか、

もっと面白い体験が出来るんだろうに、と悔しくなります。

勉強はした方が、面白いですよね。

ただ、日常に直結しないことは、なかなか手が出しづらいのも、現実だと思うんです。

その解決策は、何だ!?と、ここで提示できないのは、すみません。

ただ、知識の積み重ねをすることで、今まで知らなかった事に出会えるのは、確かだと思います。

今まで、味わえなかった感動と対面できると思うんです。

だから、今日読んだ、「こころ」。

学生時代、また、大人になってから、社会経験を少なからず積んでから、

当時より読書量の蓄積も増えた状態で読むことで、

より、人物に愛着と、それぞれの人物への考察が深くなっているんだろう、と、思います。

これからも、色々と読んで、いろんな見方を見つけていって、

そうしたら、今まで感じなかった感動に出会えると信じて、

どんどん本を読んで行こうと思います。(^w^)ノ

『ルームメイト』 今邑 彩

2012/02/29

ルームメイト (中公文庫)
ルームメイト (中公文庫)

この本はですね、役者の先輩から、「面白いよ」と、進められた本なんです。

振り返ってみると、私がミステリーを読破したのって、これが初かもしれません。

ミステリーの本は、あまり、読んだ記憶がありません。

推理ものって、私では、全く推理できず、ちんぷんかんぷんとか、

トリックの描写を理解出来ないとか、

登場人物がいっぱい出てきて、何がなんやら??になってしまったりだとか・・・。

そんなイメージがあります(^ー^;)ノ

今回、実は、先にモノローグ4を読んでから、読み始めちゃったんです(^▽^;)

正直、常識はずれな読み方をしてしまったんですけれども、

登場人物が増えても、あ、この人の名前知ってる!とか、

お、ここで登場してくるか♪と思ったり、

序盤、ミステリーにありがちの、謎のまま展開していく情景にも、

別の楽しみが持てて、中盤まで来ると、物語の全体像が見えてくるので、想像しやすいですし、

序盤を乗り切ったことで、サクサクと読み進めることが出来ました。(^▽^)ノ

すごいです!この本!!

先が、どんどん、気になって、気になって。 トイレにいくのも躊躇うくらい(笑)

事件が起こる前の段階では、ドッキドッキしながら、ページを捲ったり、

ハラハラしながら、読み進めたり、

「ぁあ!だめだよ、殺されちゃうよ」(>_<;)

と思いながら、心臓の鼓動を感じながら読んでました!!

あと、殺人を犯した人が身近にいるかもしれない、という恐怖に、背筋がゾワッたです!

きっと、読書慣れしていない人でも、読みやすい本ですよ♪♪

だって、すっごく、わかりやすいんですもの(^▽^)ノ

私、一度も、読み返して、「なんだったっけ?」ってやらなかった物語って、

初めてだと思います!

それでいて、間延びしていない、ハラハラさせてくれて、ドキドキも感じる。

私の読書スピードは「亀」なので、いえ、「たれぱんだ」なので、時間はかかりましたが、

体感時間はあっという間!! びっくりするくらいです。

私からしたら、この分量の文章は、一度の読書では多いのですけど、

全く、苦痛じゃない! 

ころころ転がっていく物語を追いかけるのが楽しい、楽しい♪

途中で出てくる読めない漢字はネット検索で解決してましたが、

そのうち、検索してても楽しくなってきましたね♪♪ この話がよく見えてくるから☆

やっぱり、物語、文章を読むっていうのは、読者が理解できるスピードに合うと、

すっごーーーーく♪ 楽しいんですねヽ(^▽^)ノ

私、この本に出会えてよかった♪ 

すごく、面白い読書体験をさせてもらえました☆

『一週間で女(じぶん)を磨く本―「うれしい変化」が起こる63のヒント』 浅野 裕子

2012/02/25

一週間で女(じぶん)を磨く本―「うれしい変化」が起こる63のヒント (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)

一週間で女(じぶん)を磨く本―「うれしい変化」が起こる63のヒント (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)

この本を読んで、何度か繰り返して読んでいる項目はいくつもあるのですが、

この中で、今日読んで、今までと違った感情になった項のお話をします。

その項は、別の本にもよく取り扱われている内容でした。

『自分ひとりの時間を大切に。』

というのが、今日お話ししたい項です。

この項は、序盤の文章で、私が最近お仕事をしている、

展示会のコンパニオンのことを表しているような言葉が並びます。

最近の、私の仕事のことを振り返ってみたりして、今までと違った感覚で読み始めました。

ただ、そこからすべてに共感できた訳ではなく、

むしろ、例として取り上げられているものには、

別の本などから、すでに知っている、私の中では、ある程度はある知識であったので、

そこには、あまり、感情が入らずに、ただ、文章の構成の為の部分として、読み進めました。

中盤で、また、私の最近の出来事とリンクする文章が出てきました。

それは、私が勉強中のナレーションの練習を彷彿とさせました。

一つ一つ、地道に、着実に、というような内容で、

心に刻みつけて、ちゃんと実践していかないといけない、と、ぐっと心が惹きつけられました。

そして、また、具体例が出てきますが、これも、別の項や浅野さんの別の著書にあったりしたことで、

ここも、それほどの心の動きもなく進みました。

最後は、まとめということで、

コンパニオンについても、ナレーションの練習についても通ずるところで、

これからの自分の生活に照らし合わせて考えてみよう、と思う文章で締めくくられています。

ここで、一番最初の一文を振り返ると、なんとも言い難い、妙な感覚になりました。

何か、今までバラバラだったものが関連づくというような、不思議な納得をしてしまいました。

今まで、この項は私の中でそれほど、

大事にしたい、繰り返し読みたくなる、というような項ではなかったのですが、

読んだ感覚が、不思議と私を惹きつけ、ブログに書くほどになったのは、

今の私の状態が、以前と異なっているから、なんだろうなぁと思います。

そして、書かれている文章に、

感情移入したり、冷めたり、惹きつけられたり、距離をとったりと、

私自身の興味の振り幅があったことも、今回の新たな発見でした。

そうか、こういう読み方もありなんだなぁと。

すべてに傾倒するのではなく、あくまで、自分主体で本を読み進めること。

『目的を持って読書をすること』

これは、別の本に書いてあったことですが、

読んで、この項についてブログを書こう、と思い、読み返してみると、

自分の引っかかりやスルーする部分などが見つかり、面白いと感じた体験の一つになりました。

本と本の引き合わせって、面白いですよね♪

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